AIを独学で覚えました、とは言えません|50歳で始めたぼくが、頼れるものに頼っている話

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今日も、検診車を運転して会場に着きました。

機材をおろし、机を並べて、会場をつくります。それから受付を担当します。

健康診断の仕事を24年やっているので、ここまでの段取りで迷うことはありません。考えるより先に体が動きます。

ところが、家に帰ってパソコンの前に座ると、話はまったく別になります。

ぼくがAIを触りはじめたのは、50歳になってからです。職場に、そばで教えてくれる人はいません。

そう書くと、たいてい「ひとりでよく頑張りましたね」という方向に読まれます。

その読まれ方が、ずっと気になっていました。ぼくは、そこまでの努力家ではないからです。

目次

「教えてくれる人がいない」は、独学という意味ではありません

今日の朝、自分のXに、こう書きました。

そばで教えてくれる人は、いませんでした。
そのかわり、教材を買って、分からないことはAIに聞いています。

独学で頑張った、という話ではありません。
むしろ、頼れるものには頼っています。

それでも、手を動かすのは自分です。
そこだけは、代わってもらえません。

(2026年9月22日の朝、ぼく自身のXの投稿より)

教えてくれる人がいないことと、ひとりで覚えることは、別のことです。

前者は、そのとおりです。職場にAIのことを聞ける相手はいません。

でも、後者はちがいます。ぼくは、頼れるものにはかなり頼っています。

なぜ「独学でやっています」と書きたくないのか?

独学という言葉には、強さがあります。誰にも教わらず、自分の力だけで身につけた、という響きです。

その響きは、たしかに格好いい。でも、ぼくが名乗ると嘘になります。

それに、たとえ本当だったとしても、そう書かないほうがいいと思っています。理由は、読む人の側にあります。

「この人は根気のある人だ」と思われた時点で、話が終わってしまうからです。

ぼくは、やらなきゃいけないことを後回しにするほうです。根気があるほうではありません。

だから、頑張った人の話にはしたくありません。そうしてしまうと、いちばん読んでほしい人が離れていきます。

同じ50代で、職場に詳しい人がいなくて、なんとなく置いていかれる気がしている人です。

ぼくがAIを覚えるために頼っているもの

順番に3つ書きます。特別なものはありません。

1つ目:お金を払って、型が書いてあるものを買った

独学ではない、というのは、まずこういう意味です。ぼくは教材を買いました。

何を買ったかは、ここには書きません。ぼくがまだ結果を出していないものを、人にすすめる形になってしまうからです。

すすめられるようになったら、そのときに書きます。

書いておきたいのは、金額でも商品名でもなく、買っただけでは、何も変わらないってことです。

これはあとで、もう一度書きます。

2つ目:分からないことは、雑に、広く聞く

ぼくは、質問を整えてから聞きません。むしろ、かなり雑に聞きます。

「これどういう意味?」「ここがわからない!」「ここをもっとかみ砕いて!」

このくらいの言い方で、そのまま打ち込みます。

じょうごのイメージです。最初は広く聞いて、だんだんピンポイントに絞っていく。

最初からピンポイントで聞こうとすると、そもそも何を聞けばいいのかが分かりません。分からないから聞いているのに、整った質問なんて作れません。

だから、広いところから入ります。返ってきた答えを見て、「じゃあ、ここは?」と細くしていく。相手は何度聞いても怒りません。

ただし、聞き方で二つだけ気をつけていることがあります。仕事の中身をどこまで書くか、という線引きです。これはAIに仕事の話を書いても大丈夫?に書きました。

もうひとつ、AIが何を言っても肯定してくることが、最初は落ち着きませんでした。その話はAIが全部肯定してくるのが逆に不安ならにまとめています。

3つ目:うまくいかなかったことも、そのまま残しておく

ぼくは、使っていない有料サービスに10か月払い続けて、解約したことがあります。

金額としては大きくありません。でも、10か月です。その話は50代がAIで最初にやった失敗は、使い方ではなくお金でしたに書きました。

消さずに置いてあるのは、同じところでつまずく人がいると思うからです。

頼るのは、AIが初めてではありませんでした

書きながら気づいたのですが、ぼくは昔から、あまりひとりでやっていません。

社会人になってから、転職を6回しています。3回目以降は幸いなことに、紹介というご縁で転職しています。

自分では「後輩力はあると思います」と言っています。年下の人からも、気さくに話しかけてもらえるほうです。

大型自動車免許を取ったときも、そうでした。

受付を担当していたころ、「検診車の運転手は受付もできるけれど、受付だけでは弱い」と思って、自分で取ると決めました。決めたのは自分です。

そのあと、当時の上司に直談判しました。時間が欲しいとお願いしたら、時間だけではなく、費用も出してくれました。

動かなければ、時間も費用も手に入っていません。でも、ひとりでやろうとしていたら、免許は取れていません。

このときの話は「時間ができたらやります」と言って、何年たちましたかに詳しく書きました。

お金は、先に払ってもいいと思っています

ここは、はっきり書いておきます。

ぼくは、知識をお金で買うのは大いにありだと考えています。

本、教材、サロン、コミュニティ。いろいろあります。どれも、先人の方々が挑戦して、失敗も成功も先に経験してくださっています。そのノウハウを買っている、という感覚です。

50代で新しいことを始めると、若いころのようには時間が残っていません。自分で一から試して、間違えて、やり直して、という進み方は、正直しんどい。

だから、先に払うこと自体は悪くないと思っています。

大事なのは、そこではありません。自分に合うものを見つけられるかどうかです。

では、合うかどうかを、買う前にどう見分けるのか。

ぼくの答えは、こうです。

見分けられません。一旦払ってみないと、分からないと思っています。

中身を全部見せてくれる商品はありません。見本だけ読んで「これは自分に合う」と言い切れたことも、ぼくにはありません。

だから、確かめるために払います。

ただし、順番があります。必要ないものに、お金を払うことはありません。

「必要だ」と自分で思ったものだけ払う。そのうえで、合うかどうかは払ったあとに確かめる。この二つはセットです。

ぼくが10か月払い続けて解約したのも、そういうことでした。払ったから、いまのぼくには合わないと分かったんです。払わなければ、いまも「あれを使えば変われたかもしれない」と思い続けていたはずです。

そして、合わないと分かったら、やめる。ここまでが一つの動きだと思っています。

それでも、代わってもらえないところがあります

ここまで、頼っている話ばかり書きました。最後に、頼れないところを書きます。

教材は、買っただけでは何も起きません。本棚に置いてある状態と、まだ買っていない状態は、ほとんど同じです。

AIも同じです。答えをもらっても、打ち込むのは自分です。手を動かさないかぎり、画面は何も変わりません。

ぼくの座右の銘は「出来るか出来ないかではなく、やるかやらないか」です。

若いころから言っているわりに、できていないことのほうが多い。それでも、この一点だけは、誰にも代わってもらえません。

頼っていいところと、代われないところを、分けておく。

ぼくが50歳で始めて、いちばん効いたのはここでした。

ひとりで覚えるときに続けている具体的なやり方は、職場にAIを教えてくれる人がいない50代へに書いています。

まとめ

・「教えてくれる人がいない」ことと、「ひとりで覚える」ことは、別です

・ぼくは教材を買い、分からないことはAIに聞いています。独学ではありません

・AIには、雑に、広く聞く。じょうごのように、だんだん絞っていく

・頼るのはAIが初めてではありません。転職も、大型免許も、人に頼って手に入れました

・知識をお金で買うのは、大いにあり。必要ないものには払わない。合うかどうかは、払ってみないと分からない

・それでも、手を動かすところだけは代わってもらえません

50代で新しいことを始めるのに、根気はそれほど要らないと思っています。

要るのは、頼っていい、と自分に許すことのほうです。

よくある質問

Q. AIを覚えるのに、お金を払う必要がありますか?

無料で試せる範囲もかなりあります。ただ、ぼく自身は、知識をお金で買うのは大いにありだと思っています。本でも教材でもサロンでも、誰かが作った順番を買えるからです。

Q. 買う前に、自分に合うかどうかを見分けられますか?

ぼくは見分けられません。一旦払ってみないと分からない、と思っています。だから「必要だ」と自分で思ったものだけ払って、合わなければやめます。必要ないものには払いません。この順番は崩さないようにしています。

Q. 質問をうまく言葉にできません

整えなくて大丈夫です。ぼくは「これどういう意味?」「ここがわからない!」くらいの雑さで打ち込んでいます。最初は広く、そこから絞っていく。じょうごのイメージです。

Q. 職場に詳しい人がいません。何から始めればいいですか?

ぼくも同じです。まず一回、話しかけてみるところからでいいと思います。具体的なやり方は職場にAIを教えてくれる人がいない50代へにまとめました。

Q. 仕事のことをAIに書いてもいいのでしょうか?

ぼくは、書かないと決めていることが二つあります。詳しくはAIに仕事の話を書いても大丈夫?に書きました。

Q. 独学で続けている人は、すごいと思いますか?

思います。ただ、それができないと始められない、というわけではありません。ぼくは頼りながら続けています。

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健康診断の現場で見ていることと、50歳からAIを覚えていく過程を、月曜から土曜の朝に書いています。3分で読めます。いつでも解除できます。

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